第2回量子生命科学研究会

日時:2003年8月5日(火)10:00〜12:00
場所:理学部小会議室(E202室)(内線2607)(東広島キャンバス)

10:00〜10:40 森本 康彦(新メンバー)
(広島大学総合科学部情報行動基礎講座 数理情報科学)
題目:データマイニング技術とそのライフサイエンスにおける展望
概要:データの中から,未知のパターンを発掘する技術をデータマイニングと呼ぶ。ITインフラの
普及に伴い,データマイニング技術はマーケティングなど様々な分野で応用されてきた。従来の,
仮説検証型のデータ分析とは異なる発見的アプローチを適用することでライフサイエンス分野
でも新たなる知見が発見できることが期待され,その展望を探る。

10:40〜11:20 鎌足 雄司(新メンバー)
(理化学研究所 播磨研究所 細胞情報伝達研究室)
題目:高圧NMRによる蛋白質の揺らぎの研究
概要:高圧NMR法を用いた,ニワトリリゾチームの天然構造内での揺らぎの大きい部位の同定,
また,準安定構造への転移の研究を紹介する。本研究は,原子のパッキングや水和が,
天然構造内部での揺らぎや天然構造から準安定構造への転移,ひいては機能発現を
コントロールしている可能性があることを示唆している。

11:20〜12:00 相田 美砂子
(広島大学大学院理学研究科化学専攻)
題目:人材養成「ナノテク・バイオ・IT融合教育プログラム」のご紹介
概要:平成15年度文部科学省科学技術振興調整費の人材養成分野で「ナノテク・バイオ・IT
融合教育プログラム」が採択されました。その概要と計画をご紹介させていただきます。



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